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3的商品資料
誘拐された女学生が目を覚ますと、
そこは見知らぬ男の部屋だった。
窮屈なさるぐつわを噛まされ
床に転がされているため
身動きはおろか声も出せない。
誘拐されたときに変な◯を
飲まされたせいか頭がふらつく。
どうすればいいのだろう?
そんなとき男が帰ってきてしまった。
口元にはいやらしい笑みが浮かんでいる。
「今日は楽しいことしような。うん、楽しいことだ」
くそっ、ふざけないでよ。
こいつ。とっとと私を解放しなさいよ!
彼女の胸中を渦巻く悪態は、言葉にならない。
何をされるか分からない不気味さがあったからだ。
そう言って男は自分の膝の上に彼女を座らせる。
「え、なになに?」
これから何をされるんだろうと怯えていると
仲間が真正面からカメラを回し始めた。
嫌な予感がする。
男は準備が出来ると、
何も言わずに彼女の首スジに
指をそっとあてがった。
男の見た目から想像できない
繊細な手つきと不意の出来事に
変な声を出してしまう彼女。
――これからたっぷりくすぐる。
もちろん笑ってもなにしてもかまわない。
ただ、お前の前にあるカメラは
あとでお前の両親に見せてやるものだけどな。
おたくの娘さんは無事ですよってね。
そんなと蒼白になる彼女をよそに
本当の地獄が始まる。
「やめてっ。んっくすぐったい、あははっ」
「ほんとお願い映すのだけはやめて」
どれほど懇願しても
やめてはくれない男に対して、
彼女は次第になんとか耐え抜いてやると
決意するのだが……。
激しくそして優しく体を蹂躙していく
くすぐりの攻撃。
やがて彼女の中の何かが
少しずつ狂いだしていく。
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